内覧会の前の検査?

内覧会の前の検査?

 内覧会とは、購入者が検査をするものです。しかし、この内覧会を行うまでに本当は売主なども竣工検査を行っています。

 竣工検査は、施工会社・設計会社・売主が各々で実施します。もちろん、補修箇所を補修していき、その後の確認も行います。

 施工会社・設計会社・売主の3社が竣工検査を行っているにもかかわらず、なぜ購入者による内覧会のときに指摘箇所が残っているのでしょうか。

 それぞれの会社の姿勢や現場を預る所長の姿勢、そして何より工期が大きく関係してきます。

 なかには、まともに竣工検査を行わないような売主まで実在します。一戸建ての場合にはよく見られることですが、マンションでもそのような売主がいます。たいへん残念なことですね。

 完成と同時に内覧会を開催するようにケースの場合は、充分な売主等による検査が行われていないことが非常に多いです。マンションの場合は、まだまだ施工中であるにもかかわらず、平気で内覧会を開催していることがあります。

 共用部を突貫工事中のなか、内覧会を実施しているような現場は要注意です。

 「内覧会の前に社内検査をしているので大丈夫です」という説明があったとしても、ご自身の目でしっかりチェックするまでは油断しない方が良いでしょう。


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