内覧会マニュアル-浴室、洗面台、システムキッチンのチェック

●浴室
浴槽に3分の1ほど水を溜め、栓を抜いて排水状況をチェックする。(排水がスムーズがどうかチェック)

 

浴室の天井には通常、点検口があります。

 

この点検口を開けると換気ダクト(左の写真)ありますが、矢印の先端あたりがはずれていないかチェックします。特に「A」の方がはずれやすいので注意してください。また、点検口を開けると、各種配線がありますが、きっちりまとめられているかチェックします。

 

上の写真の位置に隙間があることが多いですが、ここには埃がたまりやすく、また水が流れてしまうこともあります。コーキングなどをしてもらいましょう。この写真は、コーキングしており、問題のない状況です。天板の下は、隙間があることが多いです。コーキングなどで埋めてもらえるか尋ねてみましょう。(横は、無理なことも多いです)

 

耐震ラッチ(左の赤く囲んでいる箇所)は、通常、キッチンの吊戸棚に付いています。これは、地震のような激しい揺れの際に作動して扉が開かないようにするものです。(食器などが落ちないようにするため)よって、普段の開け閉め程度の衝撃でラッチが作動してしまっては、かえって不便であるために、そのようなことがないかチェックします。少々強めに扉を閉め、すぐに開こうとしたときにラッチが作動して開かなくならないか(引っ掛かる感じにならないか)チェックする。

 

耐震ラッチのアップです。

 

少し見にくい場合が多いですが、収納の引き出しを全開にして、奥までチェックする。左の写真で引き出しの奥に見えるビスがしっかり留められているかチェックする。

 

上記のアップです。全ての引き出し、扉などに共通しますが、スムーズに開閉できるかチェックしましょう。違和感を感じたら調整してもらいます。


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